PythonでWindowsのexeファイルを作成

Windowsのexeファイルを作成するのって、真っ当な選択肢が無い。
(.Netをやりたくないだけだが・・・)


というわけで、PythonでWindowsのexeファイルを作る方法を調べてみた


ツール

PyInstaller(Download)

インストール方法

  1. zipをダウンロードして、展開して、好きなフォルダに置く
  2. コマンドラインからそのフォルダにて以下のコマンドを実行
    > python Configure.py

使い方

コマンドラインから以下のコマンドを順番に実行
※適当なパスを通す必要があります
  1. > python Makespec.py 俺プログラム.py
  2. > python Build.py -F 俺プログラム.spec
Makespec.py及びBuild.pyはPyInstallerのプログラム。
.specファイルは、Makespec.pyが作り出す中間ファイル
※本当は設定ファイル。ツールである程度作ってくれるというイメージらしい。

成果物

ツールが作成するdistディレクトリに、俺プログラム.exeが出力されます。
それ単体で動きます。
ファイルサイズは「print "helloworld"」で1.8MByte程度。

※ちなみにBuild.pyの時の-Fオプションを外すと、VisualCやpython本体のdllを別構成にすることができる。

Makespec.pyのオプション

  • -F または --onefile → exeファイルをひとつに収める
  • --windowed → Windowsアプリとする。コマンドラインが出ない。
  • --icon → アイコン画像(.ico)を設定する

ライセンス

エキサイト翻訳によると、商用であってもこれを使ったものを配布するのに制限はない、らしいが真偽のほどについてはご自分でご確認ください。

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